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山を育てる
コーヒー
山を育てるコーヒーとは?
ボーラウェン高原は、コーヒー産地として知られています。この場所で私たちは、自家農園を運営し自然栽培によるコーヒー豆の生産に取り組んでいます。 近隣農家の人たちにも助けてもらいながら、収穫から精製加工を丁寧に行っています。そして、農村地域の人たちとの関係を大切にしながら、自然との共生を目指して、アグロフォレストリーの研究も進めています。
自然の中で自然に出来る栽培方法で
農園には、コーヒーの木が沢山並んでいます。その中に、コーヒーの木よりも背の高い別の種類の大きな木があります。この大きな木が日傘となって、コーヒーの木は直射日光を避けることが出来ます。コーヒーの木は、強すぎる直射日光には弱く、それを他の木が守っている農園の自然環境。まさに自然の中での共生。だから、自然の中で自然に栽培することにもこだわっています。化学肥料や農薬を使わずに自然栽培のやり方で、コーヒーを育てています。
近隣農家もみんなで行う収穫
ちょうど雨季のシーズンが終わり、一年の中でとても穏やかで過ごしやすくなるボーラウェン高原の10月から2月。コーヒーの果実が完熟して、収穫のシーズンをむかえます。赤く完熟したコーヒーの果実を、一つ一つ丁寧に手摘み収穫していきます。この収穫作業は予想以上に労力を要する為、いつ も近隣農家の人たちに助けてもらいます。一緒に収穫作業をすることで一体感も生まれ、みんなで収穫のシーズンを祝うことができます。自然の恵みに感謝、そして近隣農家の人たちに感謝。